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Lenovo LOQ 15IRX9のパフォーマンス・拡張性をレビュー|メモリ増設やSSD交換は可能?

Lenovo LOQ 15IRX9のアイキャッチ画像 ノートPC
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Lenovo LOQ 15IRX9 は、その高いコストパフォーマンスから多くの注目を集めるゲーミングノートPCです。

しかし、購入を検討するにあたり、実際の性能やパフォーマンスはどの程度なのか、またメモリ増設やSSD増設といった拡張性は確保されているのか、気になる点も多いでしょう。
さらに、インターネット上の口コミやレビュー記事の評価を見ると、賞賛の声だけでなく、いくつかの注意点や留意事項も報告されています。

この記事では、Lenovo LOQ 15IRX9を多角的に分析し、どのような推奨ユーザー像に合致するのか までを徹底的に解説します。

◆ 記事のポイント
  • 圧倒的な性能を支えるCPUとGPUの実力
  • メモリやSSDの増設手順とPCの可能性
  • 購入前に把握すべきメリットとデメリット
  • どのような使い方をするユーザーに最適か

Lenovo LOQ 15IRX9の仕様, パフォーマンスをレビュー

Lenovo LOQ 15IRX9-Lenovo LOQ 15IRX9の仕様, パフォーマンス
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まず、LOQ 15IRX9の製品概要とスペックを把握するための「主要項目仕様表」を以下にまとめます。

項目仕様内容
発売日2024年4月11日/4月12日 発売開始(モデルにより異なる)
プロセッサーIntel Core i5-13450HX, Core i7-13650HX, Core i7-14700HX 8
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU (6GB), RTX 4050 Laptop GPU (6GB), RTX 4060 Laptop GPU (8GB) 8
メモリ16GB DDR5 (最大32GB) 9
ストレージ512GB SSD (PCIe NVMe/M.2) 8
ディスプレイ15.6型 FHD (1920×1080) IPS液晶, 144Hz, sRGB 100%, NVIDIA G-SYNC対応 3
本体寸法約 359.86 x 258.7 x 21.9~23.9mm 8
本体重量約 2.38kg 14
価格帯約 109,890円 ~ 164,800円 (構成・販売店により変動) 15

CPU/GPUのバリエーション・拡張性・インターフェース などの技術的詳細を網羅した仕様表は、下の見出しをクリック

 Lenovo LOQ 15IRX9 詳細仕様表 [ 開/閉 ]

Fortniteのフレームレートを検証

Lenovo LOQ 15IRX9のゲーミング性能を測る上で、人気バトルロイヤルゲーム「Fortnite(フォートナイト)」は重要な指標となります。

このPCは搭載されるGPUによってパフォーマンスが異なりますが、RTX 4060搭載モデルであれば、フルHD(1920×1080)解像度の最高設定(エピック)で平均90fps以上を維持することが可能です。これにより、快適なゲームプレイが約束されます。

一方、より手頃な価格のRTX 3050搭載モデルでも、設定を調整することで十分に楽しめます。

例えば、競技シーンで人気のパフォーマンスモードを使用すれば、平均200fpsを超える非常に滑らかな描画が可能です。
また、描画負荷の少ない低設定や中設定であれば、DX12モードでも100fps前後でのプレイが期待できます。

DLSS 3(フレーム生成)の恩恵

RTX 40シリーズ(4050/4060)を搭載するモデルの大きなアドバンテージは、「DLSS 3(フレームジェネレーション)」に対応している点です。
これはAIを活用してフレームを生成し、フレームレートを大きく向上させる技術で、RTX 3050には搭載されていません。

Fortniteはこの技術に対応しているため、RTX 40シリーズ搭載モデルでは、高画質を維持したまま、より高いフレームレートを実現できるという大きなメリットがあります。

これらの結果から、Lenovo LOQ 15IRX9は、カジュアルなプレイから競技設定でのプレイまで、Fortniteを幅広く楽しめる性能を持っていると言えるでしょう。

モンハンワイルズの推奨スペックは十分にクリア

Lenovo LOQ 15IRX9-モンハンワイルズの推奨スペックは十分にクリア
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2025年2月28日に発売された『モンスターハンターワイルズ』について、現在公表されている情報を基にLOQ 15IRX9の適性を評価します。

推奨グラフィックボードはRTX 2060 Super(VRAM 8GB)となっており、LOQ 15IRX9の全てのGPU構成でこの要求を満たすことができます。

つまり、RTX 3050以上を搭載するLenovo LOQ 15IRX9は、全てのユーザーが満足できるレベルでプレイできるといえます。

モデル別パフォーマンス

  • RTX 4060搭載モデル:
    このモデルは、フルHD(1080p)解像度において、高設定で安定して60fps以上を維持できる と言えるでしょう。
    前作の傾向や他の重量級タイトルの動作実績を考慮すると、WQHD(1440p)解像度でも、DLSSのようなアップスケーリング技術を活用することで、快適なプレイが期待できるでしょう。
  • RTX 4050搭載モデル:
    フルHD(1080p)環境でのプレイを主眼に置いた場合、このモデルは非常にバランスの取れた選択肢です。
    中設定から高設定の間で、60fpsでの安定動作を目指せると考えられます。多くのユーザーにとって、コストとパフォーマンスの観点から最適な選択となる可能性があります。
  • RTX 3050搭載モデル:
    快適な体験を求めるには画質面での妥協が必要になる場面が出てくるかもしれませんが、フルHD解像度で、グラフィック設定を中から高にすることで、30fpsから60fpsの間でのプレイが目標となるでしょう。

『モンスターハンターワイルズ』は広大なオープンワールドが舞台となるため、CPU性能も重要になります。
LOQ 15IRX9に搭載されているデスクトップクラスのIntel Core HXシリーズプロセッサーは、多くのオブジェクトを処理する上で強力な武器となります。

動画編集も快適にこなせる処理性能

Lenovo LOQ 15IRX9はゲーミング用途だけでなく、動画編集や写真編集といったクリエイティブな作業においても、その価格帯を超える高い能力を発揮します。
この理由は、「高性能CPU」「専用GPU」「広色域ディスプレイ」という3つの要素がバランス良く組み合わさっているためです。

まず、心臓部であるCPUには、多くのノートPC用省電力CPUとは一線を画す、デスクトップPC向けのアーキテクチャを基にしたIntel Core HXシリーズが搭載されています。
これにより、動画の書き出し(エンコード)や3Dレンダリングなど、CPUに高い負荷がかかる処理を高速に実行できます。

さらに、NVIDIA GeForce RTXシリーズGPUは、動画編集ソフトのパフォーマンスを飛躍的に向上させます。
特にAdobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどの主要なソフトウェアでは、エフェクト処理やAIによるノイズ除去、プレビュー再生のスムーズさなどを改善するハードウェアアクセラレーションが有効に機能します。

そして、クリエイティブ作業において見過ごせないのがディスプレイの品質です。
LOQ 15IRX9のディスプレイは、Webコンテンツの色標準であるsRGBカバー率100%を誇ります。
これにより、制作者が意図した通りの正確な色で映像や画像を確認でき、写真編集や動画のカラーグレーディング作業においても信頼性の高い環境を提供します。

メモリ増設でさらに快適な編集環境へ

本格的な4K動画編集など、より高い負荷のかかる作業を行う場合、標準の16GBメモリでは不足する可能性があります。

しかし、LOQ 15IRX9はメモリ増設が容易な設計になっています。
購入後に32GBのデュアルチャネル構成へアップグレードすることで、システムの応答性が向上し、より大規模なプロジェクトもストレスなく扱えるようになります。

Lenovo LOQ 15IRX9の拡張性をレビュー|メモリ増設,SSD増設など

Lenovo LOQ 15IRX9-メモリ増設-SSD増設
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メモリ増設の手順と対応規格を解説

Lenovo LOQ 15IRX9の大きな魅力の一つは、ユーザー自身で容易に性能をアップグレードできる優れた拡張性にあります。

特にメモリ増設は、比較的簡単に行え、システムのパフォーマンス向上に直接的な効果をもたらします。

多くのモデルは16GBメモリ1枚の構成で出荷されるため、空いているスロットが1つあります。ここにもう1枚メモリを追加することで、「デュアルチャネル」で動作させることが可能です。
これにより、特にCPU性能が重要になる作業や一部のゲームで、フレームレートの向上や処理時間の短縮が期待できます。

対応メモリの規格

増設するメモリを選ぶ際には、PCに搭載されているCPUの世代によって対応規格が異なるため注意が必要です。

  • 第13世代Intel Coreプロセッサー搭載モデル: DDR5-4800 (PC5-38400) SODIMM
  • 第14世代Intel Coreプロセッサー搭載モデル: DDR5-5600 (PC5-44800) SODIMM

異なる速度のメモリを混在させることも可能ですが、その場合は遅い方の速度に合わせて動作します。最高のパフォーマンスを引き出すためには、元々搭載されているメモリと同じ規格・容量の製品を選ぶことを強く推奨します。

増設の基本的な流れ

メモリの増設作業は、以下の手順で進めます。

  1. PCの電源を完全にシャットダウンし、ACアダプターを取り外します。
  2. 本体を裏返し、底面カバーを固定しているネジをすべて外します。
  3. プラスチック製の工具などを使って、慎重に底面カバーのツメを外し、カバーを取り外します。
  4. 基板上にあるメモリスロットを覆っている金属製のシールドカバーをめくります。
  5. 空いているスロットに、切り欠きの位置を合わせてメモリを斜めに差し込み、カチッと音がするまで倒して固定します。
  6. シールドカバーを元に戻し、底面カバーを取り付けてネジを締めれば完了です。

ただし、この作業は慣れていない方が行うと、ツメの破損や内部パーツの損傷につながるリスクがあります。
基本的にはメーカー保証の対象外となる自己責任の作業ですので、自信がない場合は購入時に必要なメモリ容量を搭載したモデルを選ぶのが、最も安全で確実な方法と言えます。

SSD増設でストレージ不足を解消

近年のゲームは数十GB、中には100GBを超えるものも珍しくなく、標準搭載の512GB SSDではすぐに容量不足に陥りがちです。
Lenovo LOQ 15IRX9は、こうした悩みを解決するため、2つ目のM.2 SSDスロットを標準で装備しており、ストレージの増設が非常に簡単に行えます。

OSがインストールされたメインのSSDを交換する必要がなく、空のスロットに新しいSSDを追加するだけで、ゲームやデータを保存する領域を手軽に拡張できるのは、大きなメリットです。これにより、購入時のコストを抑えつつ、将来的な必要に応じて安価にストレージを増強できます。

対応SSDの規格と選び方

LOQ 15IRX9のM.2スロットは、NVMe / PCIe Gen4という高速な規格に対応しています。増設用のSSDを選ぶ際は、この規格の製品を選びましょう。サイズは一般的な「2280」です。

ヒートシンクの必要性

NVMe SSDは高速な反面、高負荷時に発熱しやすい特性があります。
特に長時間のゲームプレイや動画の書き出しを行うと、熱による性能低下(サーマルスロットリング)が起きる可能性があります。

安定したパフォーマンスを維持するため、放熱用のヒートシンクが付属しているSSDを選ぶか、別途薄型のヒートシンクを用意して取り付けることをおすすめします。

増設の基本的な流れ

SSDの増設も、メモリ増設と同様に底面カバーを外すところから始まります。

  1. メモリ増設時と同様に、PCの電源を落とし、底面カバーを取り外します。
  2. 基板上にある空のM.2スロットの位置を確認します。
  3. スロットの反対側にある固定用のネジを外します。
  4. 新しいSSDをスロットに斜めに差し込みます。
  5. SSDを水平に倒し、先ほど外したネジで固定します。
  6. 底面カバーを元に戻して作業完了です。

物理的な取り付け後、Windowsの「ディスクの管理」ツールを起動し、新しいSSDの初期化とフォーマットを行うことで、ドライブとして認識され使用可能になります。

この作業もメモリ増設と同様に、基本的にはメーカー保証の対象外となる自己責任の作業になりますので、自信がない場合は購入時に必要なSSD容量を搭載したモデルを選ぶのが安全で確実です。

Lenovo LOQ 15IRX9の評価と留意事項

Lenovo LOQ 15IRX9-評価と留意事項
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口コミ・レビュー記事の評価を徹底分析

Lenovo LOQ 15IRX9は、その特徴的な長所と短所から、ユーザーやレビューサイトで賛否両論の評価を受けています。
全体的な傾向として、「性能」と「価格」を最優先するならば最高の選択肢の一つであると認識されている一方で、その低価格を実現するための妥協点も明確に指摘されています。

ここでは、国内外の口コミやレビューで特に多く言及されている評価点をまとめます。

高く評価されている点批判・懸念されている点
圧倒的なコストパフォーマンス 3
同価格帯の競合製品を凌駕するCPU・GPU性能。 5
マザーボードの信頼性に関する懸念 6
過去に初期不良の報告が散見された点。
sRGB 100%の美しいディスプレイ 1
価格を超えた正確な色再現性。
ディスプレイの応答速度の遅さ 3
FPSゲームで残像感を感じることがある。
優れた拡張性 10
メモリとSSDの増設が非常に容易。
価格相応の筐体品質 6
全体がプラスチック製で高級感はない。
シンプルなデザイン 1
派手すぎず、普段使いもしやすい外観。
内蔵スピーカーの音質 6
ゲームや音楽鑑賞には物足りない。
効率的な冷却設計 2
高負荷時でも性能を維持しやすい。
高負荷時のファン騒音 5
相応の冷却音がするため、静音性は低い。

分析すると、多くのユーザーは、上位モデルのLegionシリーズに迫る性能を、はるかに安価に手に入れられる点を最大の魅力と感じています。

その一方で、ゲーム体験や製品寿命に直結する可能性のあるディスプレイの応答速度やマザーボードの信頼性については、購入を躊躇させる深刻なデメリットと受け止められています。
ビルドクオリティやスピーカー音質といった点は「価格を考えれば仕方ない」と許容されることが多いようです。

購入前に知るべき注意点・留意事項

Lenovo LOQ 15IRX9の購入を検討する上で、その魅力的な価格と性能の裏に潜むリスクとデメリットを正確に理解することが不可欠です。
特に、過去に報告されたいくつかの問題点は、購入判断に大きく影響する可能性があります。

重要:マザーボードの故障問題について

LOQ 15IRX9、特に第13世代および第14世代のIntel Core HXプロセッサーを搭載した初期のモデルにおいて、突然起動しなくなるという致命的なマザーボード故障が世界中のコミュニティで複数報告されました。
これは、デスクトップクラスの強力なCPUをコストを抑えたノートPCのマザーボードに搭載したことによる設計上の歪みが原因と推測されています。

この問題に対し、LenovoはBIOSアップデートを配布することで対応しています。
このアップデートは、CPUへの電力供給に制限をかけることで、マザーボードが破損するのを防ぐものです。
つまり、安定性と引き換えに、理論上の最大性能をわずかに犠牲にするという対策が取られています。

現在販売されている製品は対策済みBIOSが適用されていますが、このような経緯があったことは購入前に必ず認識しておくべき重要な留意事項といえます。

その他の留意事項

ディスプレイの残像感:
前述の通り、本機のディスプレイは色再現性に優れる一方、ピクセルの応答速度が遅いという欠点があります。
VALORANTやApex Legendsのような、視点を素早く動かす競技性の高いFPSゲームを主目的とする場合、画面のブレや残像が敵の視認性を下げ、プレイに不利に働く可能性があります。

ファンの騒音:
高いパフォーマンスを維持するため、高負荷時には冷却ファンが高速で回転し、相応の騒音が発生します。
これは高性能ゲーミングノートPCの宿命とも言えますが、静かな環境での使用を考えている場合は注意が必要です。

オーディオ品質:
内蔵スピーカーの音質は、多くのレビューで低い評価を受けています。
ゲームや映画への没入感を求めるのであれば、ヘッドホンや外部スピーカーの使用がほぼ必須となると考えた方が良いでしょう。

どんな人向け?推奨ユーザー像を解説

Lenovo LOQ 15IRX9-推奨ユーザー像
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これまでの分析を踏まえ、Lenovo LOQ 15IRX9がどのようなユーザーにとって最適な選択となるのか、また、どのようなユーザーには別の選択肢をおすすめするのかを具体的に示します。

このPCを強く推奨できるユーザー

  • 予算を重視するパワーユーザーおよびクリエイター
    動画編集、3Dレンダリング、プログラミングなど、CPUとGPUの絶対的な性能を必要としながらも、予算が限られているユーザーに最適です。
    色の正確なディスプレイと、将来的にメモリやSSDを増設して長く使える拡張性は、他の欠点を補って余りある大きな魅力となります。
  • カジュアルおよびシングルプレイ主体ゲーマー
    『サイバーパンク2077』や『ファイナルファンタジー』シリーズのような、グラフィックを重視するAAAタイトルを、フルHD・高設定で楽しみたいゲーマーに適しています。
    応答速度の遅さによるわずかな残像が、ゲーム体験に大きな影響を与えないジャンルが中心の方には、最高のコストパフォーマンスを提供します。
  • 自分でPCをアップグレードしたいユーザー
    購入後に自身でPCの裏蓋を開け、メモリやSSDを増設することに抵抗がない、あるいはそれを楽しみたいユーザーにとって、このPCは格好の素材です。
    最小限の構成で購入し、必要に応じてパーツを追加していくことで、長期にわたって最高のパフォーマンスを維持できます。

別の選択肢を検討すべきユーザー

  • 競技志向のFPSプレイヤー
    一瞬の反応速度が勝敗を分ける高速なシューターゲームをメインにプレイする方には、ディスプレイの残像感が深刻なハンディキャップになる可能性があります。
    より応答速度の速いディスプレイを搭載した、他のゲーミングノートPCを検討することをおすすめします。
  • 絶対的な信頼性と安心感を求める購入者
    PC購入後のトラブルを極力避け、箱から出してすぐに安心して長期間使いたいユーザーには、本製品は最適とは言えないかもしれません。
    マザーボード問題がBIOSアップデートで対策済みとはいえ、その経緯自体に不安を感じる場合は、精神的な満足度を考慮し、より実績のある上位モデルや他社製品を選ぶのが賢明です。
  • 頻繁にPCを持ち運ぶユーザー:
    携帯性、軽量性、長時間のバッテリー駆動を重視するユーザーにも良い選択ではなさそうです。
    Lenovo LOQ 15IRX9本体とその大きなACアダプターは、モバイル用途には不向きといえるでしょう。

総評:Lenovo LOQ 15IRX9のレビューまとめ

Lenovo LOQ 15IRX9は、多くの長所といくつかの短所を併せ持つ、非常に特徴的なゲーミングノートPCです。
この記事で解説してきた重要なポイントを以下にまとめますので、購入を検討の際には是非、お役立てください。

  • Lenovo LOQ 15IRX9は圧倒的なコストパフォーマンスを誇る
  • デスクトップ級のHXシリーズCPUを搭載し処理性能が高い
  • RTX 40シリーズはDLSS 3対応でゲーム性能が向上する
  • Fortniteは設定次第で高フレームレートでのプレイが可能
  • RTX 4050以上ならモンハンワイルズも快適に遊べると期待される
  • sRGB 100%のディスプレイは動画編集などのクリエイティブ作業に適する
  • ユーザー自身でメモリ増設が容易に行える高い拡張性を持つ
  • 空きのM.2スロットがありSSD増設で容量不足を簡単に解消できる
  • 口コミでは性能と価格のバランスが高く評価されている
  • 一方でディスプレイの応答速度の遅さが指摘されている
  • 競技性の高いFPSゲームでは残像が気になる可能性がある
  • 初期モデルで報告されたマザーボード問題には注意が必要
  • 現在はBIOSアップデートで対策済みだが経緯の理解は重要
  • 筐体はプラスチック製でビルドクオリティは価格相応
  • 高負荷時のファン騒音やスピーカー音質の低さは妥協点となる

 Appendix: データ参照サイト一覧 [ 開/閉 ]